iPhoneを毎年アップグレードし続けると生涯でいくら必要になる?

iphone 毎年 コスト 購入

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「一年の計は9月にあり」と言っても過言ではないほど、例年9月に実施されるiPhoneの発表会は注目を集めます。それだけに熱狂的なファンも多く、iPhoneを毎年のように買い換えるユーザーも少なくありません。もし生涯に渡ってiPhoneを購入し続けた場合、一体コストはどれくらい掛かるのでしょか。

そこまで高額でもない?

ユーザーが新しいスマートフォンに買い換えるまでの年数は伸び続けており、数年前は2年と言われていたものが、2019年には4年に延びると考えられています。しかし、仮にiPhoneを毎年購入し続けた場合の生涯コストは?
 
そんな素朴な疑問に向き合ったのは、家電販売サイトのDecluttrです。結論から言ってしまえば、18歳から81歳まで毎年iPhoneをアップグレードした場合、合計で103,000ドル(約1,130万円)の費用がかかります。
 
内訳はこうです。
 
iPhoneの平均販売価格は、2019年6月時点で約758ドル(約83,300円)です。仮に新モデルが登場するたびに平均して81ドル(約8,900円)ペースで価格上昇するとして、81歳になる頃には端末代の累積だけで45,408ドル(約500万円)を支払っている計算です。これに使いたい邦題プランの月額料金を加えると、最終的に103,000ドルを支払う必要があります。
 
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実際はどこかでiPhone価格の上昇ペースは落ち着くと考えられるので、81歳の時点で端末価格が758ドル+(81歳-18歳)*81ドル=5,861ドル(約64万円)ほどになっているのは、非現実的に思えるかも知れません。
 
しかしニュースサイト9to5Macは、インフレなどを加味すれば、そこまで現実とかけ離れた数字でもないだろう、と指摘しています(60年前の1ドルと今の1ドルの価値はまるで違います)。つまり数十万円のiPhoneも、80歳を迎える頃には実質的にそれほど高額ではないというわけです。
 
 
Source:Decluttr,9to5Mac
(kihachi)

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この記事を書いた人

丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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