HomeKit対応カメラ映像のiCloud内保存には200GBプラン以上が必要

iOS13ではHomeKit対応のカメラで記録した映像をiCloud内に保存できるようになります。ただこのサービスを使うにはiCloudのストレージプランで200GB(月額400円)か2TB(月額1,300円)を契約する必要があります。
iCloudの容量は使わず
HomeKit対応のセキュリティカメラで録画した映像はiOS13からiCloudに保存できるようになります。保存するには前述のように200GBプランか2TBプランの契約が必要なのですが、カメラ映像の保存で使う容量はカウントされないようです。保存期間は10日間で、200GBプランでは1台、2TBプランだと5台のカメラの映像の保存に対応します。
一般的にセキュリティカメラの映像を保存するサービスは月額料金が必要なことが多く、今回のAppleの料金設定もそれに沿ったものと言えます。しかしストレージプランの残り容量を圧迫しないというのはユーザーにとって大きなメリットであり、AppleにとってもiCloudの大容量ストレージプラン加入者獲得の武器の一つになると思われます。
しかし現在、日本のApple Online StoreではHomeKit対応のセキュリティカメラは販売されていません(過去には販売されていました)。そのため日本のユーザーがこの機能を使うことはあまりなさそうなのですが、今後、日本でも多くのHomeKit対応のセキュリティカメラが販売されるようになれば、iCloudと連携した便利なサービスになっていくのでしょう。
Source:MacRumors
(KAZ)