2019年1月〜3月のウェアラブル出荷台数、Appleがシェア25.8%を獲得

    Apple Watch Series 4

    Apple Watch Series 4
     
    2019年第1四半期(1月〜3月)の世界ウェアラブル端末出荷台数のデータを、調査会社IDCが発表しました。Appleは、メーカーシェア25.8%を獲得して出荷台数トップに立っています。

    Apple、出荷台数を前年比49.5%も伸ばす

    Appleウェアラブル端末には、Apple WatchやAirPods、Beatsヘッドホンなどが含まれます。
     
    2019年第1四半期の総出荷台数は4,960万台で、前年同期比で55.2%の伸びを記録しています。
     
    IDC Q1 2019 ウェアラブル 出荷台数
     
    メーカー別出荷台数では、Appleが1,280万台を出荷しており、シェアは全体の4分の1に相当する25.8%を獲得しています。
     
    Appleは、前年同期の860万台から49.5%増と、大きく出荷台数を増やしています。
     
    2位以下は、Xiaomiが660万台でシェア13.3%、Huaweiが500万台でシェア10.0%、Samsungが430万台でシェア4.3%、Fitbitが290万台でシェア2.9%と続いています。
     
    Huaweiが前年同期比282.2%、Samsungが151.6%と3桁の伸びとなっています。
     
    IDC Q1 2019 ウェアラブル 出荷台数
     

    Apple Watchの出荷台数は460万台

    IDCは、ウェアラブル端末のうち、腕に装着するタイプに絞った集計結果も公表しています。Apple製品では、Apple Watchがこのカテゴリに属します。
     
    2019年第1四半期の総出荷台数は3,130万台で、前年同期比31.6%の伸びとなりました。メーカー別のトップはXiaomiで、出荷台数530万台、シェア10.7%を獲得しています。
     
    Appleは出荷台数460万台でシェアは9.3%となり、2位でした。
     
    IDC Q1 2019 ウェアラブル 腕装着型
     

    Apple Watchは販売台数と売上高のシェアがともに高い

    IDCは調査結果について、「Apple Watchは販売台数において非常に好調だが、それ以上に重要なのは、平均販売価格(ASP)が上昇したことで、売上高シェアが上昇していることだ」と指摘しています。
     
    IDCによると、Apple Watchの平均販売価格は、2018年第1四半期の426ドル(約46,300円)から、直近の四半期では455ドル(約49,500円)へと上昇している、とのことです。
     
    また、3月に発売されたAirPods(第2世代)は、ワイヤレス充電対応モデルの登場で平均販売価格を押し上げている、とも指摘しています。

     
     
    Source:IDC via MacRumors
    (hato)

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    この記事を書いた人

    2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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