Pegatron、6月からApple製品をインドネシアで組み立て開始

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    AppleサプライヤーのPegatronが、Apple製品を6月よりインドネシア・バタム島で組み立て開始する模様です。台湾メディアDigiTimesが報じています。

    中国からインドネシアやインドへ移転

    今年2月にNikkei Asian Reviewは、Pegatronが米中貿易戦争の影響を懸念し、生産拠点を中国からインドネシアに移転すると報じました。
     
    翌3月にはPegatronのリン・チウホン最高財務責任者(CFO)が、インドネシアでのApple製品生産開始を認めたうえで、インドにも工場を新設すると発言しています。

    MacBookとiPadの組み立てをインドネシアで

    Pegatronはインドネシア・バタム島を拠点とする電子部品メーカー、PT Sat Nusapersada(PTSN)の協力を得て、同地において6月より、AppleのMacBookおよびiPadの組み立てを開始するとのことです。
     
    現地メディアの取材に対し、PTSNは6月より組み立てを開始することは否定しなかったものの、企業名や製品名は明かしませんでした。ただし完成品を米国へ輸出することは認めており、ごく最近Pegatronと提携したことから、生産するのはApple製品と見られています。

     
    またPegatronはインドネシアの2つの工場の改装のため、3億ドル(約329億円)を投じたとも報じられています。Pegatronは当初ベトナムでの工場新設を計画していましたが、十分な労働力が見込めないため、インドネシアへと方向転換した模様です。
     
     
    Source:DigiTimes
    (lunatic)

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    この記事を書いた人

    元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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