数百人の従業員が「Apple News +」改良のために働いている

Apple スペシャルイベント 「It's show time」公式画像

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Appleが3月のイベントで発表した「Apple News +」は300を超える雑誌、新聞、ネットメディアの記事が月額9.99ドル(約1,100円)で読み放題になるサービスです。アメリカとカナダで始まったこのサービスは無料期間中に一定の登録者数を集めることには成功しているのですが、さらに多くのユーザーを集めるほど魅力的かは意見が分かれているのも事実です。

数百人のチームが改良を担当

AppleはApple News +の現状についてのコメントを発表しました。このコメントでは、iOS12.3macOS 10.14.5ではApple News +内のカタログから新聞・雑誌をフォローすることができるようになり、フォローしているタイトルの新しい号は自動的にダウンロードされ、オフラインで利用可能になったとしています。
 
Apple News+
 
Appleの上級副社長エディー・キュー氏はApple News +の編集から設計に至るまで何百人もの従業員を雇い、今回のユーザーインタフェース(UI)改善をはじめとしたサービスの改善などにあたっていると語っています。使いやすさ、読みやすさに賛否のあるApple News +ですが、大量の人員が集中的に改善への取り組みを行なっており、次第に使いやすいサービスになっていくことは間違いないでしょう。

メディアは300超、登録者数は不明

Appleが発表したApple News +の現状は始まったばかりのサービスとしては上出来かもしれません。300を超える新聞、雑誌、ネットメディアがApple News +に参加しており、これらの記事が月額9.99ドルで読み放題になるなら、一つ一つの雑誌や新聞を毎日、毎週、毎月購入するよりずっと手軽に記事にアクセスできるようになるはずです。
 

 
ただ有料登録者数は発表されていません。サービスの開始後48時間で20万人が無料登録したと報じられ、無料期間とはいえまずまずのスタートを切れたと言っていいでしょう。しかし以降、どの程度の無料登録者を獲得し、これらユーザーのどのくらいが有料契約に切り替えたかは不明です。このサービスの成功には少しでも早く、そして一人でも多くの契約者を集めることが重要であり、そのためには数百人のチームが全力でApple News +の改善に当たる必要があるのでしょう。
 
 
Source:9to5Mac
(KAZ)

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