Appleのティム・クックCEO、米テュレーン大学の卒業式でスピーチ


     
    Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)が、米ルイジアナ州ニューオリンズの私立大学テュレーン大学の卒業式で登壇し、自身がAppleに入社した経緯や、環境問題について語りました。

    倒産寸前のAppleのジョブズ氏に口説かれたクックCEO

    今年2月にAppleのティム・クックCEOがテュレーン大学の卒業式でスピーチを行うと報じられましたが、実際の卒業式が予定通り18日に執り行われました。
     
    クックCEOは、Compaqというパーソナルコンピュータ企業で安定した仕事に就いていたところ、倒産寸前のAppleのスティーブ・ジョブズ氏に声をかけられたといいます。Compaqは、2002年に今や存在しないHewlett-Packard社によって吸収合併され、2013年までPC製品のブランドとして存続しました。
     

    彼ら(Apple)はコンピュータを作っていたが、当時誰もコンピュータを買おうとは思っていなかった。スティーブには考えがあった。… …パワフルなツールを人々の手に持たせ、社会を前進させようするアイデアだ。

     
    クックCEOは、気候変動にどのように立ち向かうべきかついてもスピーチの中で触れました。
     

    我々はあまりに多くの時間を議論に遣いすぎてきた。戦うことばかりに焦点を当て、十分な進歩を遂げられていない。… …誰が選挙で勝つかによって問題が緩和されると思えない。

    卒業生たちへのメッセージ

    クックCEOは、テュレーン大学の卒業生たちが今後人生を歩むにつれて大切にすべきことについても語りました。
     

    大きく構えよう。誰もあなたを小さく感じさせることはできない。勇敢であろう、課題は大きいが、あなたも素晴らしいから。感謝しよう、誰かの
    おかげで今のこの時間があるのだから。… …あなたは成功するかもしれないし、失敗するかもしれない。この世界を作り直すことを人生の仕事にしてほしい。人類にとって何かより優れたものを残すために努力するほどこそ美しいことはないから

     
     
    Source:9to5Mac
    (lexi)

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    この記事を書いた人

    ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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