iPhone6s以降のユーザーはPixel 3aに乗り換えるべきでない理由
![Google Pixel 3a iPhone 比較広告](https://iphone-mania.jp/wp-content/uploads/2019/05/PIxel3a-iPhone-Charging-2.png)
Googleが5月7日に発表した廉価モデルのPixel 3aは、コストパフォーマンスに優れた端末として注目を集めています。しかし、結局のところ“廉価版”とハイエンドモデルには埋めがたい差があることを忘れてはいけません。
iPhoneよりもオトクは本当?
Pixel 3aの価格は399ドル(約44,000円:日本では48,600円)です。価格の安さに加え、暗所撮影や高速充電機能などを搭載していることから、他でもないGoogleが先陣を切って「(高額な)iPhone Xよりも圧倒的にオトクで性能が良い端末」と言わんばかりの宣伝を積極的に行っています。
しかし、本当にiPhone Xと比較できるほどの端末なのでしょうか。ニュースサイトBGRによれば、iPhoneからPixel 3aに乗り換えるのは、iPhone6シリーズ以前のモデルでもない限り「信じがたいほど馬鹿げている(incredibly silly)」のだそうです。彼らが「iPhone6sよりも新しいモデルからPixel 3aに乗り換えるのは全く道理に適っていない」とまで言い切る根拠は、ひとえにデバイスの性能を数値化したベンチマークスコアにあります。
ベンチマークスコアは圧倒的な差
内蔵メモリを4GB、CPUにSnapdragon670を搭載したPixel 3aのベンチマークスコア(Geekbench)は、単純作業の処理能力を示すシングルコアで約1,600、ゲームなど高負荷の処理能力を示すマルチコアで約5,200となっています。
ところが、2015年に発売されたiPhone6sは同じテストでシングルコアが2,270、マルチコアが3,922です。マルチコアでこそPixel 3aに劣りますが、シングルコアでは完勝しています。2016年のiPhone7ともなると、シングルコア3,409、マルチコア5,743と、完全にPixel 3aを上回っています。
もともとGeekbenchを始めとしたベンチマークテストは、iOSデバイスのスコアが高く出やすい傾向にありますが、Androidの最新スマートフォンSamsung Galaxy S10のシングルスコアは4,313、マルチコアは9,818です。
もしiPhoneから乗り換えるなら
このように、価格を考慮に入れるならいざ知らず、そもそもミッドレンジモデルとハイエンドモデルの性能は比較にならないのです。
先述したニュースサイトBGRも、本当にiPhoneからAndroidに乗り換えようと考えているのなら、せめてGoogleのフラッグシップ端末であるPixel 3か、 下取りに出してGalaxy S10やHuawei P30、OnePlus 7といった端末にすべきだ、と推奨しています。
Source:BGR,Geekbench[1][2],Google/YouTube
(kihachi)