FB、AppleのSiriなどに対抗する音声アシスタントを開発中

Facebookが、AppleのSiriやAmazonのAlexa、Google Assistantと同様の音声アシスタントを開発中であることが、関係者の証言により明らかになりました。
FBも音声アシスタント機能を導入していた
音声アシスタントといえば、AppleのSiriやAmazonのAlexa、GoogleのGoogle Assistant、MicrosoftのCortana、SamsungのBixbyなどがありますが、実はFacebookもかなり以前から、同技術の開発に関心を持っていました。
同社の音声アシスタント機能「M」が地域限定で導入されたのは、2015年8月のことです。
しかし「M」は人工知能よりも人間に依存する部分が大きく、その後大きく展開されることはないまま、昨年開発が中止されました。
スマートスピーカーへの活用が狙い?
米メディアCNBCによると、Facebookは2018年初期から新たに音声アシスタント技術の開発に取り組んでおり、担当しているのは拡張現実(AR)および仮想現実(VR)開発事業部とのことです。同部門はVRヘッドセットOculusなどの開発を担っています。
Facebookを数カ月前に退社した2人の元従業員がCNBCに語ったところによると、ワシントン州レドモンドを拠点とするAR/VR開発事業部を率いているのはアイラ・スナイダー氏で、現在同事業部はAR/VRに加えFacebook Assistantの開発に従事している模様です。
Facebookが音声アシスタントをどのように活用する計画なのかは不明ですが、同社が昨年11月に発売したスマートスピーカー「Portal/Portal+」に利用する可能性はあります。同スピーカーは現時点ではAmazon Alexaに対応しています。
Source:CNBC
(lunatic)