「iPhoneを探す」「友達を探す」の統合版アプリと忘れ物防止タグが開発中？

 
Appleが「iPhoneを探す」「友達を探す」を統合した新アプリや、忘れ物防止用タグを開発している、と報じられています。早ければ今年秋、新型iPhoneと同時期に発表される可能性もあります。

オフライン状態でもiPhoneを探せる

Appleが開発中とされる「iPhoneを探す」と「友達を探す」を一体化させたアプリは「GreenTorch」のコードネームで呼ばれており、iOSとmacOSで利用可能になる、と開発状況に詳しい匿名の情報源からの話として米メディア9to5Macが報じています。
 
また、「Find Network」と呼ばれる機能を使って、Wi-Fiや携帯電話回線に接続されていない状態でもデバイスを探すことができます。
 
新アプリでは、位置情報を家族や友人と共有できるだけでなく、位置情報を送信するよう要求することや、指定した地点の出発/到着を通知することもできる、と伝えられています。

忘れ物防止タグも開発中

Appleは、iPhoneやAirPodsだけでなく、「B389」のコードネームで呼ばれる忘れ物防止用機器の開発も進めている、と9to5Macの情報源となった人物は語っています。
 

 
開発中の忘れ物防止機器は、「MAMORIO」や「tile」のような、様々な持ち物に取り付けて使える小型のタグで、AirPodsのペアリングのように、iPhoneに近づけてユーザーのiCloudアカウントに簡単に登録できるのが特徴です。
 
「紛失モード」に設定したタグをApple製品で読み取ると、ユーザーの連絡先を表示できるよう、登録することもできるそうです。
 
9to5Macは、タグの発売時期について詳細な情報は得られなかったとしながらも、早ければ、次期iPhoneが発売される今年9月には発売されるのではないか、と伝えています。
 
 
Source:9to5Mac
Photo:Apple, MAMORIO FUDA/YouTube
(hato)