スマートスピーカーの出荷台数、今後数年以内にタブレットと逆転か

スマートスピーカー

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調査会社Canalysによると、今後数年以内にスマートスピーカーの出荷台数はタブレット端末の出荷台数を超える可能性があることが判明しました。

高い成長率を維持するスマートスピーカー

Canalysは現地時間15日、スマートスピーカーに関する調査結果を発表しました。
 
全世界におけるスマートスピーカーの利用台数
 
全世界のスマートスピーカーは、2018年にインストールベースで1億1,400万台に達しており、2019年には2億790万台まで成長すると予想されています。成長率は82.4%です。
 
国別では米国が引き続きスマートスピーカー市場を牽引しており、2019年末にはインストールベースで全体の42.2%を占めることになるようです。
 
成長率では、トップが中国の166%、次いで韓国(132%)、日本(131%)となっており、アジア市場の成長率の高さが伺えます。
 
中国におけるスマートスピーカ事情
 
中国のスマートスピーカーの出荷台数は、2019年末までに5,990万台に達すると予想されています。デバイス別では出荷台数・成長率ともに阿里巴巴(アリババ)の「天猫精霊(Tmall Genie)」がトップ、次いで小米科技(シャオミ)の「Xiao Ai」、百度(バイドゥ)の「Duer OS」となっています。

2021年にはスマートスピーカーとタブレットが逆転か

デバイス別における利用台数の推移
 
デバイス別における出荷台数の推移に関しては、スマートスピーカーとウェアラブル端末が右肩上がりとなっており、タブレット端末は緩やかな減少が予想されています。
 
スマートスピーカーは2019年にもウェアラブル端末を、2021年にはタブレット端末を追い越すと見られており、2022年頃には5億台に到達する可能性があります。
 
 
Source:canalys via CNET Japan
Photo:photo AC-photoB
(kotobaya)

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