Apple Watch、ドイツの80歳女性の転倒を検出して救助を要請


     
    Apple Watch Series 4が搭載する転倒検出機能が、80歳の女性の転倒を検出、救助を要請していたことがわかりました。ドイツ・ミュンヘンの消防署が報告しています。

    ドイツの緊急通報サービスに電話

    ミュンヘン消防署によると、女性が自分のアパート内で転倒したのを、彼女が着用していたApple Watchが検出、「112」(日本の119)に通報。Apple Watchはコントロールセンターの通信指令係に、着用者が転倒したという音声メッセージを伝えるとともに、転倒が発生した場所を知らせました。
     
    救急車がアパートに到着すると、ドアには鍵がかかった状態で、女性は動けず解錠することができません。すぐに消防署に支援を要請、ドアをこじ開けました。
     
    Apple Watchは112に通報しただけでなく、緊急番号として登録されていた彼女の息子にも通知していました。
     
    幸い女性にケガはなく、救急隊員が異常のないことを確認したあとは、駆けつけた息子が世話を引き継いだとのことです。
     
    今回はそれほど深刻な事態ではありませんでしたが、2月のノルウェーの男性のように、転倒検出機能のおかげで命を救われたケースもあります。

    65歳以上だと自動でオンに

    Apple Watchの転倒検出機能は、Healthアプリ設定の際に65歳以上だと入力すると、自動的にオンになります。逆に65歳未満の場合はデフォルトでオフ設定となっています。
     
    Appleはサポートページにおいて、Apple Watch Series 4の転倒検出機能について詳しく説明しています。

     
     
    Source:Press Portal via 9to5Mac,Apple
    (lunatic)

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    この記事を書いた人

    元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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