Facebook、Messengerアプリを再度FBアプリに統合か


 
Facebookアプリから、チャット機能をMessengerとして切り離したFacebookですが、もとへ戻す可能性が高まっています。この再統合は、Appleの「メッセージ」に対抗するためとの指摘もあります。

FBアプリにチャット機能が復活

アプリリサーチャーのジェーン・マンチュン・ウォン氏が、FacebookアプリにMessengerのチャット機能が復活していることを発見しました。つまりひとつのアプリから、FacebookとMessengerの両方が利用可能であることを意味します。
 
現在はFacebookアプリの右上にあるMessengerのアイコンをタップすると、新たにMessengerアプリが開きます。しかし今回の変更により、同アイコンをタップするとMessengerアプリではなく、新しい「チャット」へと移行するようになっているとのことです。現在はまだ試験段階であり、一部のユーザーにのみ公開されているようです。
 

2014年にはFBからチャット機能を削除

Facebookは2011年にMessengerを独立したアプリとしてリリース、2014年にはメインのFacebookアプリからチャット・メッセージング機能をなくし、Messengerへと一本化しました。
 
それから5年、同社はMessenger、Instagram、WhatsAppのそれぞれのメッセージングサービスを統合するために、まずはMessengerをFacebookに戻しているのではないかと、米メディアThe Vergeは指摘しています。
 
ウォン氏によれば、新たに登場した「チャット」では、Messengerの機能の一部しか使えません。メッセージの送受信はできても、音声通話や写真の送信を行うには、Messengerを開く必要があります。

最大のライバルはAppleの「メッセージ」

Facebookは、最大のライバルであるAppleの「メッセージ」サービスに対抗するため、同社が持つInstagramなどのSNSのメッセージングサービスを統合し、いずれのSNSからも利用できるようにするとともに、レストランなどの予約、評価、配車サービスの利用も可能にすることを目指していると言われています。

 
 
Source:The Verge

(lunatic)

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