Microsoft「Skype for Web最新版はSafariに対応しない」
Microsoftが提供するインターネット電話サービスSkypeのデスクトップ版「Skype for Web」の最新バージョンは、ブラウザのSafari、Firefox、Operaに対応しないことがわかりました。米メディアVentureBeatが報じています。
Microsoft EdgeとGoogle Chromeのみサポート
Microsoftは現地時間3月7日、「Skype for Web」の最新版をリリースしましたが、同バージョンはMicrosoft EdgeとGoogle Chrome、そしてChromiumベースのブラウザしかサポートしないことが判明しました。
つまりAppleのSafari、MozillaのFirefox、そしてOperaでは利用することができません。
Microsoftの広報担当者はVentureBeatに対し、新しいSkypeは「通話およびリアルタイムメディア」技術を必要とし、これらの実装方法がブラウザによって異なるため、Microsoft EdgeとGoogle Chromeを優先することに決定したと説明しています。
2月からユーザーに通知
ただし今回のサポート停止発表は、ユーザーの怒りは買ったものの、驚きとはなりませんでした。というのも、Skype for Web最新版のリリースに先立ち、Microsoftは2月より、Firefox、Safari、OperaのSkype for Webユーザーに対し、これらのブラウザは今後サポートしないため、EdgeまたはChromeを使用するよう呼びかけてきたからです。ただしその時点では、サポート停止がいつになるのかは明言していませんでした。
Skype for Webの最新版では、HDビデオ通話機能が追加され、通知パネルとメディアギャラリーのデザインが一新されています。
Source:VentureBeat via 9to5Mac
(lunatic)