Microsoft、SurfaceのCMで「大学生にノートPCはいらない」

    Microsoft Surface YouTube

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    Microsoft「大学生にノートPCはいらない」「大学生活なんて、スマホがあれば大体上手くいく」という刺激的なフレーズを使ったSurfaceの広告を展開して話題になっています。

    これ、本当にスマホから撤退したMicrosoftのCM?

    Microsoftが公開したSurfaceのコマーシャル動画は、授業はサボって代返で乗り切り、バイトに明け暮れ、遊びに情熱を注ぐ学生たちの姿で始まります。
     
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    そして、検索、旅行、SNSさらにはレポートもスマホで完結させる学生と「大学生活なんて、スマホがあれば大体上手くいく」というフレーズが登場します。
     
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    本当のメッセージは後半に

    Microsoftといえば、Windows Mobileから撤退し、ユーザーにAndroidとiOSの利用を推奨して話題となりましたが、パソコンのOSとしてWindowsは現在も大きなシェアを誇っています。
     
    そのMicrosoftが、パソコンを否定し「スマホがあれば大体上手くいく」と言ってしまうのか!?と驚かされますが、本当のメッセージは後半にあります。
     
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    「大学生にノートPCはいらない」という字幕のついた映像は、その映像をSurfaceで編集する清水良広さんの姿に切り替わります。
     
    清水さんは、映像ディレクターとして活躍する、武蔵野美術大学の現役大学生です。
     
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    「僕らはその先の、何かになりたくて大学に入ったはずだ」

    前半の浮ついた雰囲気から一転、後半はSurfaceを活用した作品制作に取り組む清水さんの、真剣な姿が映し出されます。
     
    「大学生にノートPCはいらない」というフレーズに、清水さんは「本当にそうだろうか?」と疑問を投げかけます。
     
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    そして、映像前半の「大学生」たちに向けられた、清水さんの言葉が重なります。
     
    「僕らはその先の、何かになりたくて大学に入ったはずだ」
    「さあ、アイデアをかたちにしよう」
    「君は、何にだってなれるんだから」
    「その先は、君の手のひらの中から創っていける」
     
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    そして、正面を見据えた清水さんの顔に重なる「解き放て、創造力」という力強いコピーで映像が締めくくられます。
     
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    SurfaceのCM動画はこちらでご覧ください。
     

     
    Microsoftは、学生がSurfaceシリーズを購入するとキャッシュバックを行うキャンペーンも実施しています。

    Appleも大学生が登場する広告を展開

    春の新入学シーズンを前にした、大学生が登場する広告シリーズは、Apple Japanも「Macの向こうから」として公開しています。
     
    Apple Macの向こうから
     
    「Macの向こうから」の映像には、ツリーハウスデザイナー、ロボットクリエイター、ホテルプロデューサー、ミュージシャンとして活躍する大学生たちが登場し、Macを使って「世界を変える」何かを生み出そうとする姿が描かれています。
     
    MicrosoftとApple両社の広告は、何かを生み出そうと真剣に取り組む若者たちを応援するメッセージとして描かれている点が共通していると言えます。
     

     
    なお、Apple Japanは、学生・教職員価格の割引に加えて、Macシリーズなら18,000円分、iPad Proシリーズなら12,000円分のApple Storeギフトカードがもらえる「新学期を始めよう」キャンペーンを4月3日まで実施しています。
     
     
    Source:Microsoft Japan/YouTube, Yoshihiro Shimizu
    (hato)

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    この記事を書いた人

    2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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