MS、Windows MobileユーザーにAndroidとiOSを推奨
1年以上前にWindows Phoneの開発終了を発表したMicrosoftですが、2019年12月10日をもって最後にリリースした「Windows 10 Mobile OS」のアップデートを含む一切の無料サポートを終了することを明らかにしました。
12月10日ですべてのサポートを終了
Microsoftは1月2日にサポートページを更新し、Windows 10 Mobile OSのセキュリティアップデート、バグの修正(ホットフィックス)、サポートオプション、オンラインでのコンテンツアップデートなど、これまで無料で提供してきたすべてのサービスを、今年12月10日で終了すると案内しています。
同社は2017年10月に、Windows Phoneの開発を終了することを正式に認めましたが、この時点ではWindows 10 Mobileについては「バグ修正やセキュリティアップデートなどのプラットフォームのサポートはもちろん継続する」としていました。しかしこの時すでにWindows Mobileの終焉は時間の問題でした。
AndroidまたはiOSデバイスへの移行を推奨
Microsoftはサポートページ「Windows 10 Mobile End of Support: FAQ(Windows 10 Mobileのサポート終了:よくある質問」の「What should Windows 10 Mobile customers do now?(Windows 10 Mobile顧客はどうすればいいでしょうか?)」に対し、
Windows 10 Mobile OSのサポート終了に伴い、サポートが受けられるAndroidまたはiOSデバイスへの移行を推奨いたします。
と回答しています。
Microsoft自らが「テクノロジーはお客様とパートナーのニーズおよび期待とともに発展するものであり、多くのお客様がすでにAndroidまたはiOSプラットフォームとデバイスを採用しています」と記しているように、ユーザーの「ニーズと期待」にあった製品を生み出せなかったのが敗因ということでしょう。
Source:Microsoft via Cult of Mac
(lunatic)