HomePod、2018年のホリデーシーズンに45%の伸びを観測
AppleのスマートスピーカーHomePodは、2018年第4四半期(10-12月)に前四半期と比べて出荷台数が45%増となったとStrategy Analyticsが報告しています。
前期比で45%増、160万台を売り上げ
HomePodはスマートスピーカー市場の中でわずか6%ほどのシェアを占めるにとどまっていましたが、Strategy Analyticsの新しいデータによれば、昨年のクリスマスを含める2018年第4四半期に、HomePodの出荷台数は第3四半期(7-9月)と比べて45%増え、160万台を売り上げたことがわかっています。
しかしながらライバル社も多くのスマートスピーカーを売り上げたため、HomePodのシェアは以前よりも若干少ない全体の4%となった模様です。
スマートスピーカー市場は100%の成長を記録
Strategy Analyticsによると、スマートスピーカー市場は対前年同期比で100%の成長を記録しており、全体で3,850万台を売り上げたとのことです。
いまだにAmazon Echoが市場をリードしており、その後をGoogleが追う形となっています。
AmazonとGoogleのスマートスピーカーの出荷台数は、2018年第4四半期に前期比でそれぞれ93%と121%の伸びを記録しています。
スマートスピーカーにさらに力を注ぐApple
Appleは先日、Microsoft元役員のサム・ジャダラ氏を雇い入れたと報じられており、今後HomePodを含めるスマートホーム事業にさらに力を入れていくのではないかとみられています。
ジャダラ氏は、Greylockというスマートロック企業の最高経営責任者(CEO)を務めていたことでも知られています。Greylockは「スマートロック業界のApple」と評されるほど製品の完成度が高かったといわれており、ジャダラ氏がAppleのスマートホーム事業を牽引するのも納得です。
Source:Strategy Analytics via 9to5Mac
(lexi)