Apple、Microsoftの元役員のサム・ジャダラ氏を雇用


 
Appleは、スマートホーム事業を牽引する人材として、Microsoftの元役員のサム・ジャダラ氏を雇い入れた、と米メディアCNBCが伝えています。

ジャダラ氏はスマートロック企業の元CEO

サム・ジャダラ氏は、スマートロック企業Greylockの元最高経営責任者(CEO)でMicrosoftで10年以上を過ごした人物として知られていますが、同氏がAppleに加わることになったことがわかりました。
 
ジャダラ氏がGreylockで開発していた鍵は、「スマートロック業界のApple」と評されるほど完成度が高かったといわれており、同氏がAppleのスマートホーム事業を率いることになるのも納得がいきます。

ライバル社に追いつきたいApple

ジャダラ氏を雇い入れたことで、Appleは今後さらにスマートホーム事業に力を入れていくのではないか、とCNBCは推測しています。すでにAppleは、HomeKitやスマートスピーカーHomePodなどのスマートホーム関連製品を打ち出しています。
 
AppleのHomePodは、ライバル製品のAmazon EchoやGoogle Homeと比べるとシェアがかなり低く、音声アプリ開発のPullstringを買収するなど、競合企業に追いつこうと努めているようです。
 
現在Appleには、6つのスマートホーム関連の求人募集を出していることがわかっています。
 
 
Source:CNBC
Photo:Phone Arena
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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