ゆうちょ銀行、スマホQRコード決済「ゆうちょ Pay」5月開始、口座直結で支払い
ゆうちょ銀行は、スマートフォンのQRコード決済サービス「ゆうちょ Pay」の取扱いを2019年5月に開始すると発表しました。
ゆうちょ銀行の口座から即時引き落とし
「ゆうちょ Pay」は、2018年5月に発表された、ゆうちょ銀行の口座を持っているユーザー向けのサービスで、店舗などでの支払いに使うと代金が登録口座から即時に引き落とされる、銀行口座直結型のサービスです。
クレジットカードの登録や、事前のチャージは必要ありません。
「ゆうちょ Pay」の取扱開始は2019年5月で、詳細はサービス開始前に改めて発表される予定です。
ゆうちょ銀行では、2020年2月に導入予定の郵便窓口でのキャッシュレス決済にも対応させる方針です。
「銀行 Pay」どうしなら銀行を超えて利用可能に
「ゆうちょ Pay」は、GMOペイメントゲートウェイ(GMO-PG)の提供するQRコード決済システム「銀行 Pay」と連携しています。
「銀行 Pay(マルチバンク対応)」の導入金融機関どうしなら、銀行や地域を超えた相互利用が可能となります。
現時点で、以下の金融機関が導入済、または導入予定となっています。
- 横浜銀行
- 福岡銀行
- 熊本銀行
- 親和銀行
- 沖縄銀行(導入予定)
- りそなグループ3行(りそな銀行・埼玉りそな銀行・ 近畿大阪銀行)(導入予定)
デビットカードのスマホ決済版
「ゆうちょ Pay」は、銀行口座から直接支払われるタイプのサービスで、デビットカードのスマホ決済版と言えそうです。
銀行口座の残高以上に使ってしまうことがないので、MMD研究所のQRコード決済に関する調査で、QRコード決済を使わない理由に挙がっていた「使いすぎが不安」という心配はなくなりそうです。
Source:ゆうちょ銀行(PDF), GMOペイメントゲートウェイ via ケータイwatch
(hato)