Appleのティム・クックCEO、韓国の通信事業者KTの5G技術を視察予定か


 
先月スイス・ダボスで催された世界経済フォーラムで、International Business Council(IBC)のミーティングが開かれ、世界でトップ100に入る影響力のある最高経営責任者(CEO)たちが集まり議論を行いました。今年IBCのミーティングに初めて招かれた韓国最大の通信事業者KTの会長のフワン・チャンギュ氏は、Appleのティム・クックCEOと面会し、韓国の5G技術の視察について話し合ったと報じられています。

2018年平昌オリンピックで試験的に導入された5G

昨年2月9日から25日までの17日間韓国・平昌(ピョンチャン)で開催された第23回オリンピック冬季競技大会では、IntelとKT、その他の提携企業がタッグを組み、江陵オリンピックパーク、ソウルの光化門などのオリンピック会場で5Gの試験的展示を行いました
 
KTは、韓国国内で2018年12月1日からすでに5Gサービスを開始させており、KTのチャンギュ会長は「アメリカや中国と比べて、韓国はテクノロジー、サービス、インフラにおいて優れている」とコメントしました。
 
スウェーデンの通信機器メーカーEricssonは、韓国で5Gサービスが始まる瞬間をドキュメントした動画を先日公開しています。
 

クックCEOが韓国の5G技術を視察訪問か

IBCのミーティングでは、AppleのクックCEOが、KTのチャンギュ会長に対して今年中に5G技術の視察に韓国を訪れると言ったとされています。
 
Appleは5Gの導入に関しては慎重で、2020年までは5G対応のiPhoneは販売されないと予測されています。
 
 
Source:Patently Apple
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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