最新スマホトレンドを取り入れた「iPhone X2」のコンセプト画像
最近のスマートフォンデザインのトレンドを取り入れた「iPhone X2」のコンセプトデザインが公開されました。iPhone X以降のノッチ(切り込み)が消え、Touch IDセンサーがAppleロゴに埋め込まれています。
「最近のAppleは保守的」と語るデザイナー
「iPhone X2」のコンセプトデザインを公開したのは、発売20周年を記念して初代iMacを現代風にアレンジしたコンセプトデザインや、タッチスクリーン式キーボードを持つ「Mac Touch」のコンセプトデザインを公開している、イタリア人デザイナーのアントニオ・デ・ロサ氏です。
ロサ氏は「競合メーカーが革新性を追い求めているのに、近年のAppleは保守的すぎるのではないか」と考え、最近のスマートフォン業界で話題の新機能やデザインを取り入れた「iPhone X2」を制作したそうです。
ノッチが消滅、インカメラはスライド式
背面はメタリックカラーとブラックを組み合わせた、初代iPhoneをイメージさせるデザインです。
顔認証のFace ID用のセンサー類は外見からは消えたように見えます。
インカメラは、本体をスライドさせて使うデザインです。このデザインは、HuaweiのサブブランドHonorの「Magic 2」などで採用されています。
背面カメラは、4つのレンズを組み合わせ、光学ズーム用カメラと3Dカメラの機能を実現しています。
指紋認証のTouch IDセンサーは、背面のAppleロゴに埋め込まれています。
ロサ氏のデザインをまとめた動画がこちらです。
議論呼んでいる次世代iPhoneの画像
最近では、リークで知られる人物からの情報をもとにした、次期iPhoneのものとされるレンダリング画像が公開され、「カメラが目立ちすぎる」などと議論を呼んでいます。
一方で、2019年のiPhoneは現在のモデルから大きなデザイン変更はなく、iPhoneが次世代モバイル通信規格5Gに対応する2020年に、iPhoneのデザインが刷新されるのではないか、とも噂されています。
Source:Antonio De Rosa, ConceptsiPhone/YouTube
(hato)