Apple製品は今年値段が上がりすぎた?人気商品は平均で2割上昇か

Business Insiderがここ数年のApple製品の販売価格の推移についてまとめています。
ここ数年間iPhoneは段階的に高くなっている
2016年の最新モデルの中で最も廉価だったiPhone7の販売価格は649ドル(日本では72,800円)からでした。
2017年の最新モデルの中で最も廉価だったiPhone8の販売価格は699ドル(日本では78,800円)からとなり、前年と比べ7%の上昇となりました。
そして今年、最新iPhoneの中で最もお手ごろのiPhone XRの販売価格は749ドル(日本では84,800円)からと、2017年から7%上がり、2016年と比べると15%上昇しました。
iPad Proの販売価格も上昇
2017年、10.5インチのiPad Pro(Wi-Fi)は649ドル(日本では69,800円)からでした。
しかし今年、11インチのiPad Pro(Wi-Fi)は799ドル(日本では89,800円)からとなっており、昨年と比べて23%も販売価格が上昇しています。
2017年、12.9インチのiPad Pro(Wi-Fi)は799ドル(日本では86,800円)でした。
しかし今年、12.9インチのiPad Pro(Wi-Fi)は999ドル(日本では111,800円)からとなっており、2017年と比べて25%上昇しています。
Macも高くなっている
Mac MiniとMacBook Airの販売価格も2017年と比べて高くなっていますが、これは数年間アップデートされていなかったことと関係がありそうです。
2017年にMac miniは499ドル(日本では48,800円)からの販売となっていましたが、今年は799ドル(日本では89,800円)からとなっており、60%高くなっています。
MacBook Airは、2017年に999ドル(日本では98,800円)からとなっていましたが、今年は1,199ドル(134,800円)からとなっており、20%上昇しています。
Apple Watchも価格上昇
2017年、Apple Watch Series 3(GPSのみ)は329ドル(日本では36,800円)からとなっていましたが、今年のApple Watch Series 4(GPSのみ)は399ドル(日本では45,800円)からと、21%の価格上昇がみられます。
2017年、Apple Watch Series 3(セルラー搭載)は399ドル(日本では45,800円)からとなっていましたが、今年のApple Watch Series 4(セルラー搭載)は、499ドル(日本では56,800円)からと、25%高くなっています。
Apple製品の値段はどうして上がり続けているのか
Business Insiderは、Appleのブランド価値の高まりを販売価格の上昇と関連づけています。
Appleユーザーは、多くのお金を支払うことによりさらに質の高いものが手に入ると信じている、と同メディアは述べており、Appleの価格戦略が数年内に変わることはない、と予測しています。
Source:Business Insider
Photo:Maurizio Pesce/Flickr, Kārlis Dambrāns/Flickr, othree/Flickr, Apple
(lexi)