Vineの創業者、違法薬物の摂取で死亡か〜わずか34歳

    vine コリン・クロール

    Vine
     
    動画共有Vineの創業者であるコリン・クロール氏が16日、米ニューヨークの自宅で亡くなっているのが発見されました。死因は薬物の過剰摂取だと見られています。

    違法薬物が死の引き金か

    コリン・クロール氏はVineの共同創業者で、クイズアプリ「HQ Trivia」の最高経営責任者(CEO)を務める人物です。警察は16日、ニューヨーク・マンハッタンに位置するアパートで遺体となって発見された同氏の死因は、薬物の過剰摂取によるものだと発表しました。問題となった薬物は、中毒性の高いコカインとヘロインだと考えられています。
     
    vine コリン・クロール
     
    HQ Triviaの運営はスポークスマンを通じ、「我々は今日、友人であり創業者でもある人物の死を知った。さよならを言うのはとても悲しい」と声明を出しました。「我々の思いが、信じられないほど大変な時にある、彼の家族、友人、そして愛する人たちに届くように」

    サービス終了したVine

    Vineの名前を久々に聞いた人も少なくはないはずです。
     
    6秒間のショートムービーを誰でも投稿できる同サービスは、人気SNSであるTwitterとの相性も相まって若者を中心として大きな人気を博し、2015年には2億人のアクティブユーザーを抱えるほどまでに成長しました。しかし、動画投稿が他のプラットフォームでも一般的になるにつれ、わずか6秒間という再生時間の制約によってユーザーが流出、親企業であるTwitterの業績不振などを理由に2016年10月、サービスを終了することとなりました。
     
    また、Vineを去ったコリン・クロール氏が新たに制作したクイズアプリ「HQ Trivia」も、当初はクイズ番組をライブ配信するという斬新さが注目を集めたものの、ここ最近は人気の陰りが指摘されていました。
     
    そうした状況とも相まって、まだ34歳というクロール氏の痛ましい死に、テック業界の栄枯盛衰を重ね合わせずにはいられません。
     
     
    Souce:NYT,TMZ
    Photo:YouTube
    (kihachi)

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    この記事を書いた人

    丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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