Microsoft、Mac向けのEdgeブラウザを公開すると発表

Microsoftは現地時間6日、macOS向けのMicrosoft Edgeブラウザをリリースすると正式に発表しました。
EdgeがChromiumベースに
今回の発表は、EdgeをオープンソースであるChromiumレンダリングエンジンを基盤に再構築するという発表の一環として行われました。ChromiumはGoogle Chromeがベースとするのと同じエンジンです。
MicrosoftはChromiumを基盤とするEdgeブラウザのプレビュー版を、Webデベロッパー向けに来年初めには公開予定としています。
約16年ぶりとなるMac向けブラウザのリリース
また公式ブログにおいて、EdgeをWindowsのすべてのバージョンに向けて提供、アップデートするとともに、macOSなどのほかのプラットフォームにも提供できるようにすると明記、近い将来Mac向けにChromiumベースのEdgeを公開する計画を明らかにしました。
Edgeは2015年に、Windows搭載機のデフォルトのWebブラウザとして、Internet Explorerのあとを引き継ぎました。のちにiOSおよびAndroid向けのモバイルバージョンもリリースされています。
MicrosoftがMac向けにWebブラウザをリリースするのは、2003年6月の「Internet Explorer for Mac」以来となります。
先日、Windows Centralが報じた、MicrosoftがChromiumベースの新しいブラウザを開発中という情報は、この新しいEdgeを指していたようです。