Apple Watch Series 4の心電図測定(米国限定)の紹介動画

watchOS 5.1.2では、Apple Watch Series 4での心電図(ECG)測定機能が、米国と米領限定で利用可能になりました。残念ながら、同機能は日本ではまだ利用できませんが、YouTubeチャンネルiDeviceHelpによる、心電図(ECG)測定の動画をご紹介します。
米国限定で利用可能になった心電図(ECG)機能
現地時間12月6日に公開されたwatchOS 5.1.2では、Apple Watch Series 4の目玉機能である「心電図(ECG)」機能が、米国と米領限定で利用可能となりました。
Appleは、Apple Watchのおかげで命拾いした人たちのメッセージを紹介する動画も公開しています。
「心電図(ECG)」機能は、日本の厚生労働省にあたるアメリカのFDA(食品医薬品局)の認可を得て使用可能となっていますが、アメリカ以外の国ではまだ利用できません。
以前、iPhoneの地域設定をアメリカに変更すると、日本でも「心電図(ECG)」機能機能が利用できるようになる可能性が伝えられていましたが、残念ながら日本では、現時点では利用することができません。
日本版も「心電図」のメニューだけは表示される
心電図機能を利用するには、Apple Watch Series 4にwatchOS 5.1.2が、iPhoneにはiOS12.1.1が、それぞれインストールされている必要があります。
OSのアップデート後、「ヘルスケア」アプリの初回起動時に、設定を促すメッセージが表示されます。
動画で紹介しているように、後から設定する方法として「ヘルスケアデータ」タブから「心電図(ECG)」を開くこともできます。
なお、日本版でも、「ヘルスケアデータ」タブから「心臓」メニューに入ると「心電図(ECG)」の存在は確認できるので、日本で利用可能になる日が近いのでは?と期待したくなります。ただし、データを追加することはできません。
設定画面で詳細な機能説明
「心電図(ECG)」の設定を開始すると、生年月日の入力を求められます。
そのあとは、「心電図(ECG)」機能の詳しい説明が表示されます。
測定結果が正常だった場合と、心房細動など異常が疑われる場合についての解説があります。
次に、「心電図(ECG)」機能で心臓発作や血栓は検出できない、などの注意事項が表示され、説明画面は終わりです。
いよいよ心電図計測!所要時間は30秒
注意事項を確認し終えると、最初の心電図測定を促されます。
Apple Watch Series 4で「心電図(ECG)」アプリを開き、デジタルクラウンに指を置いて30秒間、待ちます。
最初の計測結果が表示されると、一連の設定は完了です。
計測結果が「サイナスリズム(Sinus Rhythm)」なら、正常です。もし、計測結果に異常がある場合には、救急通報や精密検査を案内されます。
日本でもApple Watch Series 4での心電図測定機能が利用可能になるのを楽しみにしつつ、iDeviceHelpによる以下の動画をご覧ください。
Source:iDeviceHelp/YouTube
(hato)