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2018年12月6日 13時50分

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Huawei創業者の娘、不正輸出の疑いで逮捕~緊張高まる米中関係

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大手中国スマートフォンメーカーHuaweiのワンジョウ・マン(孟晩舟)最高財務責任者(CFO)が1日、カナダで逮捕されていたことが分かりました。経済制裁対象国のイランに対して、ネットワーク機器を不正に輸出していた疑いが持たれています。

逮捕されたのは創業者の娘

Huaweiのワンジョウ・マンCFOは創業者の娘であり、同社で副会長も兼任しています。
 
それだけの大物が渡航先のカナダ・バンクーバーで逮捕された正式な理由は明らかとなっていませんが、米司法省主導で捜査を進めるアメリカの意向が関係しているとみられており、経済制裁対象となっているイランにネットワーク機器を輸出していた嫌疑がHuaweiにかけられているようです。
 
出荷台数シェアでAppleを抜き、世界第2位のスマートフォンメーカーとして知られるHuaweiは、ネットワーク機器の製造メーカーとしても存在感を強めており、中国にとどまらずアフリカやヨーロッパ、アジア全域に大きな影響力を持っています。
 
今回の出来事に対し、米司法省はコメントを拒否、Huaweiは「逮捕についてほぼ何も知らされておらず、マン氏によって行われたいかなる不正行為も確認していない」とコメントしています。

ZTEとは同じコインと表と裏

アメリカでのHuawweiに対する風向きは、以前から芳しくありませんでした。
 
安全保障上の問題から、8月に米政府内でZTEやHuaweiのスマートフォンの利用禁止が取り決められたほか、先日もアメリカが日本を含む同盟国にもHuaweiの締め出しを働きかけていることが報じられたばかりです。
 
民主党のクリス・ヴァン・ホーレン上院議員も、HuaweiとZTEは「同じコインの表と裏だ」とし、「中国の通信企業はアメリカ国内の安全保障にとって、根本的なリスクとなっている」とBloombergに述べています。
 
ともすると、対中経済制裁に意欲的なトランプ政権下とあって、政治的思惑から逮捕された可能性も無視できず、今回の出来事によって米中間の関係はいっそう冷え込むこととなりそうです。
 
 
Source:Bloomberg
(kihachi)

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