HuaweiがAppleを抜いて世界第2位のスマホベンダーに〜IDC調べ

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2018年第2四半期(4-6月)の世界スマートフォン出荷台数において、中国ベンダーのHuaweiがAppleを抜いて世界2位に浮上したと、調査会社 International Data Corporation(IDC)が報告しています。

初めて2位から3位に転落

IDCは2018年第2四半期の世界全体でのスマートフォン出荷台数は3億4,200万台となり、前年同期の3億4,820万台から1.8%減少したと見積もっています。同社によれば、対前年同期比で出荷台数が減少となるのは、これで3四半期連続になるとのことです。
 
Appleの4-6月におけるiPhone出荷台数は、同社が業績報告で発表しているとおり4,130万台で、前年同期と比べると0.7%の微増でした。
 
四半期ベースで初めて2位から3位に転落したAppleですが、ハイエンドモデル市場では好調な売れ行き・シェアを維持しています。またIDCは、9月に新しいiPhoneが発売されれば、再びAppleの市場シェアが拡大するだろうと予測しています。Appleは今秋、現行のiPhone Xの後継機種、6.5インチの大型有機EL(OLED)搭載モデル、6.1インチ液晶搭載モデルの3モデルを発表すると噂されています。

対前年同期比で40.9%増を記録

Huaweiは世界スマートフォン出荷台数シェアで、初めてAppleを抜き2位となりました。中国での売上は引き続き堅調で、2018年第2四半期には過去最高の27%のシェアを獲得しています。IDCは、600〜800ドルの価格帯におけるP20/P20 Proシリーズの需要が好調なのが、市場シェア拡大に貢献していると述べています。同社のスマートフォン出荷台数は、対前年同期比で40.9%増という、上位5ベンダーではXiaomiに次ぐ驚異的な伸びを記録しています。
 

 

 
 
Source:IDC via MacRumors
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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