Apple、700個以上のアプリを中国のApp Storeから削除
718個のアプリが中国のApp Storeから削除されたと英The Telegraphが報じています。
App Storeの規約の軽視が原因か
中国のApp Storeで削除されたアプリには、中国のGoogleともいわれるSogouや、EコマースアプリPinduoduoなどが含まれるようです。
それらのアプリは、Appleの許可なしにアプリ上のソフトウェアアップデートを試み、App Storeの規約を無視したとされています。
Appleは、新機能やセキュリティの改善などのアプリのアップデートは、App Storeを介してダウンロードされる必要があるとしています。
すでに2年前に警告済み
Appleは2年前に開発者に対し新ルールについて注意を促しています。しかし結局改善されず、App Storeからの大量アプリ削除に至った模様です。
今回の動きは、Appleが中国のApp Storeでのコントロールを強めるねらいがあるとみられています。中国は、Appleにとってアプリによる収益が最も得られる地域だからです。
今年の8月にも、Appleは中国のApp Storeから25,000個のアプリを削除しており、取り下げられたアプリの中には、ニセの宝くじや賭博アプリが含まれていたといわれています。
中国当局は、以前Appleに中国のApp Storeをより効率的にコントロールするよう求めています。
App Storeは、中国国内で唯一の海外アプリストアとして知られています。GoogleのPlay ストアは中国では禁止となっています。
Source:网易新闻 via The Telegraph
Photo:Apple
(lexi)