Apple、中国のApp Storeから25,000個のアプリを削除か

apple store 中国 上海

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ウォール・ストリート・ジャーナルによれば、Appleは中国国内のApp Storeから25,000個の違法アプリを削除したとのことです。取り下げられたアプリの中には、ニセの宝くじや賭博アプリなどが含まれていたようです。

賭博アプリとその開発者をApp Storeから締め出し

中国App Storeに掲載されているアプリの実に1.4%にあたる、25,000個のアプリが削除されたと報じられています。
 
Appleは米メディアのCNBCに対し、「賭博アプリは違法で、中国のApp Storeでは許可されていない」とコメントしました。「すでに多くのアプリや、App Storeで違法な賭博アプリをばらまこうとする開発者を除去している。我々はそれらのアプリを探し、App Storeに掲載されるのを防ぐことに万全の努力を尽くしている」と、Appleは続けました。
 
他の中国メディアの情報によれば、Appleは宝くじ(Lottery)のキーワードがつくアプリ500個も取り除いたことがわかっています。

VPNアプリもすでに削除

Appleは昨年、北京の新しい規制に従い、VPN(バーチャルプライベートネットワーク)関連アプリをApp Storeから削除しています。
 
中国の「金盾(Great Firewall)」と呼ばれる当局の検閲システムをくぐり抜け、GoogleやFacebookなどにアクセスしていた若いネットユーザーにとっては大きな打撃となりましたが、あくまでアプリがApp Storeから除去されただけであり、すでにダウンロード済みのアプリはVPNを引き続き利用できるといわれています。
 
 
Source:CNBC
Photo:WordRidden/Flickr
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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