Twitter、フォントの縮小などiOS版アプリを再設計

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Twitterは過去数カ月にわたり、iOS版アプリの機能やデザイについて見直しを行ってきましたが、その一環としてフォロワー数を示すフォントを縮小したことがわかりました。

フォロワー数を示す数字のフォントを縮小

Twitterは最近、iOS版アプリのフォロワー数を示す数字のフォントを下げ、目立たないようにしました。この理由についてTwitterは米メディアThe Vergeに、同社最高経営責任者(CEO)のジャック・ドーシー氏が、単に「いいね」やリツイートの数、フォロワー数にこだわるのではなく、「意味のある会話」を大切にしたいと考えているためと説明したとのことです。
 

左:以前のデザイン 右:新デザイン。以前に比べフォントが小さくなっている

 
新しいデザインによって目立たなくなったのはフォロワー数だけではありません。Twitterの広報担当者によれば、住んでいる地域、誕生日、Twitterを開始した日、共通するフォロワー、フォローしている数などの情報を記した文字のフォントも、同様に小さくなっています。ほかの情報をより際だたせるため、これらの情報のフォントは下げられ、文字と文字の間のスペースが狭くなっているとTwitterは述べています。
 
なおフォロワー数のフォント縮小はすでにAndroid版では実行されていますが、そのほかの情報については現在も同じフォントのままです。

「いいね」廃止を含む大幅な変革を計画か

フォントを下げるというのはわずかな変更のようですが、ユーザーの目は自然に、より大きな文字のほうに向けられます。先日報道された、ドーシーCEOによる「いいね」廃止発言を含め、Twitterは機能やデザインの大幅な変革を計画している模様です。

 
 
Source:The Verge
Photo:Pixabay
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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