Amazon、第2本社建設地を2カ所選定と正式発表

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Amazonが第2の本社建設地を、当初予定していた1カ所ではなく2カ所とし、それぞれニューヨーク市とバージニア州アーリントンに決定したと発表しました。

1カ所ではなく2カ所に決定

Amazonは2017年9月より、現在のワシントン州シアトルに次ぐ第2の本社(HQ2)の建設地候補探しを開始、2018年1月に20カ所に絞り込んだことを発表しました。
 
その後候補地の調査および話し合いや検討を重ねた結果、現地時間11月13日、HQ2を当初予定していた1カ所ではなく、2カ所に建設すると発表、またその場所がニューヨーク州ニューヨーク市クイーンズ ロングアイランドシティ、バージニア州アーリントン郡クリスタルシティに決定したことを明らかにしました。
 

 

各HQ2で2万5,000人以上を雇用

Amazonは新本社にそれぞれ25億ドル(約2,850億円)を投じ、各本社で2万5,000人以上のフルタイムの従業員を雇用する予定としています。両第2本社ビルともに、敷地面積は400万平方フィートで、将来的には800万平方フィートまで拡張する可能性があるとのことです。
 
なお現在のシアトル本社の従業員数は3,100人です。
 
最終的に1カ所ではなく2カ所に分割した理由についてAmazonは、「2カ所にすることで、より多くの優れた人材を採用できるから」と説明しています。
 
またAmazonは、テネシー州ナッシュビルのダウンタウンに、オペレーションセンターを新設する計画も明らかにしました。同センターでも今後7年間で5,000人の雇用を予定しています。

Appleも年内に第2キャンパス新設地を発表

Appleも、第2キャンパスの新設計画を明らかにしており、年内に建設地を決定するとしています。

 
 
Source:Amazon
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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