Apple、iPhone XRをさらに400〜500万台減産?背後に部品の品質問題か

iPhone XR Apple 公式

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10月26日に発売されたiPhone XRの販売が伸びておらず、Appleが減産を決めたと報じられていますが、AppleはiPhone XRの生産台数をさらに減らすようだとAppleの動向に詳しいアナリストが予測しています。ただし、減産の理由は部品に発生した品質上の問題にあるようです。

iPhone XRの販売が伸びず減産と日経が報道

iPhone XRは、好調に売れるという予測に基づき、Appleが増産を指示したと伝えられていたものの、期待されていたほど販売が伸びていないと噂されています。
 
そのため、AppleがiPhone XRの組み立てを担当するFoxconnとPegatronへの発注を減らし、生産能力をiPhone8/8 Plusに振り向けたようだ、と日本経済新聞が報じています。

AppleはiPhone XRをさらに減産か

ブログメディアApple 3.0が、Apple関連情報に詳しいRosenblatt証券のアナリスト、ジュン・チャン氏が投資家向けに発表したメモを入手し、その内容の一部を紹介しています。
 

  • AppleはiPhone XRをこの四半期、さらに400万台〜500万台減産する。
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  • 一部の通信事業者がホリデーシーズン向けにiPhone Xのプロモーションを行っているのに対応するため、AppleはiPhone Xを100万台〜200万台増産する。
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  • サプライヤーからの、高密度相互接続 (HDI) プリント回路基板の出荷数が最近1週間で急減している。これはSkyworksが納入する部品に品質上の問題があるためで、iPhone XRの減産につながっている。
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  • Appleがホリデーシーズンを前に、生産方針をここまで急に変更するのは珍しく、Appleの製品在庫は多くないと考えられる。

 
iPhone XR発売後、初となる四半期(2018年10〜12月)の業績は例年なら1月末か2月初旬に発表されると見込まれます。しかし、Appleは次回の業績発表からiPhone、iPad、Macの販売台数の公表を取りやめる方針を明らかにしています。
 
 
Source:Apple3.0
(hato)

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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