Apple、アクティブなMacの数が1億台に到達

日本時間の30日午後11時からニューヨークで行われたAppleのスペシャルイベントにおいて、新型iPad Pro、次世代MacBook Air、新Mac miniなどが発表されましたが、ティム・クック最高経営責任者(CEO)はプレゼンの中でアクティブなMacの数が世界中で1億台に達したことを明らかにしました。
最初にクリエイティブな用途のコンピュータを作ったのはApple
「Appleは常に人々の創造性を解放できるツールを提供してきた」と、クックCEOはクリエイティブな使用用途がMacにとって重要であると述べました。
「Macは創造的なもののために最初にデザインされたコンピュータで、世界で最も重要なクリエイティブツールとなった」と、同氏はMacの起源がクリエイティブサイドにあることを改めて強調し、今もクリエイティブな用途においてパソコン産業をリードしていると主張しました。
51%のMac購入者は以前Macを使ったことがない
IDCによれば、Appleは四半期ごとに400万台のMacを出荷しているとのことで、今日までに1億台のアクティブなMacに到達したことがわかっています。
Appleのコンピュータは国際PC市場の約7%を占め、アメリカでのシェアは13%となっています。
「Mac購入者のうち51%がMacを初めて使うユーザーであり、中国ではそれが76%と一際高い数字となっている」と、クックCEOはMacがいかに広がっているかを説明しました。
しかしながら、アクティブなWindwosコンピュータの数は、全世界で15億台あるといわれており、そのうち7億台に最新バージョンのWindowsオペレーションシステムであるWindows 10がインストールされています。PC市場全体のシェアではMacはまだまだニッチな位置にあるということができるでしょう。
Source:Forbes
(lexi)