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2018年10月20日 09時21分

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クックCEO、「中国がサーバにチップを仕込んでいた」報道の撤回を要求

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Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)は、「中国政府がAppleのサーバにチップを仕込み、ハッキングを行っていた」というBloomberg Businessweekの記事を「Appleに関する話は真実ではない」と批判し、「正しいことを報じ、記事を撤回する必要がある」と述べています。

クックCEOが記事を公式に否定

クックCEOはBuzzFeed Newsの電話インタビューに答え、中国政府によってサーバにチップが仕掛けられ、Appleがハッキングの被害にあったというBloombergの報道を事実無根だと否定しました。Appleはプレスリリースで全面的に否定していますが、クックCEOが記事について公に発言するのは今回が初めてです。
 
Bloombergは今月初め、中国が米国の30社近くの企業のサーバに悪質なチップを仕込み、スパイ活動を行っていたと報じました。その30社のなかにはAppleも含まれており、Appleは2015年にすでにそのチップの存在を知り、米連邦捜査局(FBI)に報告したにも関わらず、そのまま放置していたというのが記事の内容です。
 
しかしAppleはプレスリリースにおいて、Bloombergの記事を真っ向から否定し、そのようなチップは存在しておらず、ハッキングの事実はないとする文書を米議会にも提出しています。
 
一方のBloombergは、

Bloomberg Businessweekの調査は、100件を超えるインタビューを1年以上かけて行った結果だ。政府高官と社内の人間を含む17人が、ハードウェアの操作や攻撃があったことを認めている。(中略)報道と情報源には確信がある。

とし、記事の正当性を主張しています。
 
AppleとクックCEOは、これまで公に、メディアに対して記事の撤回を求めたことはありませんでした(個人的にはあったとしても)。大きな間違いや明らかな嘘が含まれていた記事についても、今回のような対応は取っていません。

発言から伺えるクックCEOのいらだち

BuzzFeedに対する以下の発言からも、クックCEOのいらだちが伺えます。

当時当社の総合弁護士を務めていたブルース・シーウェルとともに、Bloombergの記者とも個人的に話をした。我々はこのようなことは起きていないとはっきり説明し、彼らの質問にはすべて答えた。この件に関する彼らの話は毎回違っていて、その度に調査したものの何も見つからなかった。

クックCEOはまた、Bloombergが根拠とする証拠がはっきりしない点も指摘しています。CEOは、記者たちは悪意あるチップの詳細を一度もAppleに説明しておらず、情報源もはっきりしないと語っています。

メール、データセンターの記録、財務記録、出荷記録など、ありとあらゆるものを調査した。毎回徹底的に掘り下げて調べたが、結果はいつも同じだった。(ハッキングは)起きていない。これは真実ではない。

今回のニュースを報じたのが世界的にも知名度の高いメディアだけに、Bloomberg対Appleの対決の行方に関心が集まっています。

 
 
Source:BuzzFeed News
(lunatic)

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