OnePlus、新スマホへの注目をAppleに奪われる〜発表の日重なる【追記あり】


 
中国ベンダーのOnePlusは、次期スマートフォン「OnePlus 6T」発表イベントを10月30日にニューヨークで開催すると発表していますが、Appleのイベントと完全にバッティングすることとなり、OnePlus 6Tへの注目度が下がるのではないかと報じられています。

まさかの同じ日に発表

OnePlusは当初噂されていた10月17日ではなく、30日にニューヨークで、次期スマートフォン「OnePlus 6T」を披露することを、8日に明らかにしました。
 
ところがAppleも同じく10月30日に、ニューヨークでスペシャルイベントを開催すると発表。オンラインメディアBGRは「新iPad ProがOnePlus 6Tの発表を台無しにした」と書いています。
 
Appleのスペシャルイベントでは、ベゼルレスでFace ID機能を搭載したiPad Proや低価格のMacBook、プロ仕様のMac miniなどが発表される見通しで、スマートフォンのOnePlus 6Tとは競合しません。しかし同じ日にAppleが新製品群を発表するとなれば、メディアや人々の関心がそちらに集中してしまうのは避けられないでしょう。

開催日をずらしたのが裏目に?

今月は新しいスマートフォンの発表が相次いでおり、Googleが「Google Pixel 3/3 XL」を、Huaweiは「Mate 20 Pro」を発表しています。
 
OnePlusは上記2社との競合を避けるため、イベントの日程を当初予定していた10月中旬から月末へと動かした結果、AppleとぶつかってしまったのではないかとBGRは分析しています。
 


 

OnePlusは現地時間10月30日午前11時より、ニューヨーク市のPier 36において、OnePlus 6Tを発表する見通しです。
 
Appleのスペシャルイベントはそれよりも1時間早い午前10時(日本時間30日午後11時)より、ニューヨークのBrooklyn Academy of Music, Howard Gilman Opera Houseにおいて開催されます。
 
追記:OnePlusはAppleとのバッティング回避のため、新製品開催日を1日前倒しにしたことがわかりました。

 
 
Source:OnePlus,BGR

(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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