iPhone XS/XS Maxのスピーカー、音量アップは本当?iPhone Xと比較

Appleが音量アップをうたうiPhone XS、iPhone XS Maxの内蔵スピーカーで再生できる音の大きさを騒音計で測定し、iPhone Xと比較した動画が公開されました。
Appleが音量アップをうたうiPhone XS/XS Max
Appleは、iPhone XSとiPhone XS Maxの本体内蔵スピーカーについて、iPhone Xよりも大音量を出力可能になったと紹介しています。
そこで、iPhone X、iPhone XS、iPhone XS Maxの3モデルの内蔵スピーカーで再生できる音量を騒音計で測定した動画を、海外メディアiClarifiedが公開しました。
ちなみに、iPhone7/7 Plus以降で初搭載されたステレオスピーカーは、本体底面の右側の穴と、通話時に耳に当てるレシーバー部分から音を出しています。
なお、音圧10dBAの差は、音の大きさにして約2倍の差に相当します。
本体底面と側面で測定
Lightningポートのすぐ下に騒音計を置いて測定した結果は以下のとおりです。
- iPhone X:100.5dBA
- iPhone XS:103.8dBA
- iPhone XS Max:103.0dBA
次に、本体側面中央部分に騒音計を置いて測定します。
- iPhone X:87.5dBA
- iPhone XS:90.0dBA
- iPhone XS Max:89.1dBA
いずれも、iPhone Xの内蔵スピーカーよりもiPhone XS/XS Maxの内蔵スピーカーの方が、大きな音が出ていることが確認できました。
興味深いことに、本体の大きいiPhone XS MaxよりもiPhone XSの方が、わずかながら大きな音が出ています。
歴代iPhoneの音量比較も
今回公開された動画とは測定方法が異なりますが、iClarifiedは以前、iPhone7とiPhone6sの内蔵スピーカーで音量を比較し、ステレオ化したiPhone7の方が音量がアップしていることを確認しています。
また、初代iPhoneからiPhone6/6 Plusまでの内蔵スピーカーの音量を比較し、 iPhone6の音量が最大だった、という結果も公表しています。
iClarifiedによる音量測定の様子は、こちらの動画でご覧ください。
Source:iClarified
Photo:Apple
(hato)