発表前のGoogle Pixel 3 XL、香港ですでに販売

    pixel3xl

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    Googleが10月9日に、ニューヨークで発表する見通しの次期フラッグシップ・スマートフォンPixel 3 XLが、すでに香港の携帯電話ショップで販売されていたことがわかりました。

    紛失品の一部の可能性も

    Google Pixel 3 XLは、完成品が紛失する事故が起き、その後ウクライナのブラックマーケットで売りさばかれたと報じられました。今回香港の携帯電話ショップ「WahPhone Digital」で15,880香港ドル(約230,000円)で売られていたモデルも、紛失品の一部である可能性があります。
     
    Engadgetの記者はWahPhone DigitalからGoogle Pixel 3 XLを借り、写真を公開しています。
     

    画面にはノッチあり

    発表前にも関わらず香港で販売されていたPixel 3 XLには、USB-C接続のイヤホン、USB-C-to-3.5mmドングル、USB-C-to-USB-Cケーブル、USB-C-to-USB-A ドングル、18WのUSB-Cパワーアダプタなどが同梱されています。
     
    外箱には画面サイズが6.3インチ、ストレージ容量が128GBという情報以外のスペック情報はほとんど記されていません。
     
    しかしEngadgetはシステムアプリをインストールし、Pixel 3XLがSnapdragon 845チップセット、4GBのRAMを搭載していることを確認しました(6GB以上のバージョンも存在すると推測)。画面解像度は2,960×1,440ですが、有機EL(OLED)の種類は不明とのことです。ちなみに前モデルはLGのP-OLEDを採用しています。画面にはノッチもあります。
     
    OSは最新のAndroid Pieまた圧力感知センサー「Active Edge(アクティブエッジ)」を搭載していることもわかっています。

    カメラはあえてシングル

    背面には12.2メガピクセル、フロントには8メガピクセルとどちらもシングルカメラで、デュアルカメラ、トリプルカメラと、高性能スマートフォンにおけるレンズを増やす流れにはあえて乗らない構えのようです。
     
    すでに情報が出尽くした感のあるPixel 3 XLですが、Engadgetは、Googleは発表当日、まだ何か「サプライズ」を用意しているはずだと記しています。
     
    現地時間10月9日には、Pixel 3 XLおよび一回り小型でノッチのないPixel 3が発表される見通しです。

     
     
    Source:Engadget
    (lunatic)

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