iOS12の普及度、リリースから約2週間でiOS11を上回る~昨年よりペース速い

iOS12おさらい


 
正式にリリースされてから約2週間が経過した時点で、iOS12のインストール率がiOS11を上回ったことが、調査企業Mixpanelによって明らかとなりました。

iOS11よりも速いペース

10月5日(日本時間)の執筆時点で、iOS12のインストール率は47.50%となり、iOS11の45.63%を1.87ポイント上回っています。9月18日(日本時間)のリリースから17日での“前OS超え”達成となります。
 
iOSに限らず、一般的には新たなアップデートが配布されると、不具合を恐れて様子見に徹するユーザーが少なくありません。しかし、昨年iOS10をiOS11が追い抜いたのはリリースから3週間後だったことを思えば、iOS12の普及は比較的順調なペースで進展しています。
 
iOS12は、従来のiOSと比較してパフォーマンスや安定性の向上に注力しており、古い端末へインストールしても負担が少ないとされていることも、アップデート意欲の後押しに繋がっていると推測できます。

不具合の指摘もあり

ただし、iOS12に何も問題がないというわけではありません。
 
正式リリース直後より、一部ユーザーの間で「Wi-Fi通話が突然切れる」「モバイルデータ通信が自動で切断される」など、いくつかの不具合が確認されています。数日前には、「メッセージ」アプリで意図しない相手にメッセージが送られてしまうバグ(解決策あり)も話題となったばかりです。
 
また日本国内でも、auのiPhone5sでSMSの送受信やMMSの受信ができなくなる現象が報告されています。
 
もちろん、現在生じている不具合の大半はAppleも認識しており、iOS12.1を始めとした今後のマイナーアップデートで解決すると考えられます。
 
 
Source:Mixpanel
(kihachi)

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