FCC（アメリカ連邦通信委員会）、iPhone XRを承認

 
現地時間9月27日、FCC（アメリカ連邦通信委員会）はiPhone XRを通信機器として承認しました。これまでiPhone XRは承認を受けていなかったため、AppleのWebサイトには承認されるまでiPhone XRの販売ができない旨が記載されていましたが、近々、この表記は削除されるでしょう。

10月19日から予約開始

iPhone XRは10月19日から予約が始まり、10月26日に発売となります。ちょうど1カ月前にFCCの承認を得られたことになり、iPhone XRの発売に向けた道のりは順調と言えそうです。なおAppleは新しいiPhoneに関する情報をコントロールするため、FCCの承認をギリギリで取得することはよくあります。今回も1カ月前とギリギリですが、発売に向けて順調に進んでいると考えて良さそうです。
 

 
ちなみにiPhone XRを紹介するAppleのWebサイトには「iPhone XRは、連邦通信委員会の規則で必要とする承認を受けていません。iPhone XRは、承認が得られるまで販売またはリースされることはありません」と記されています。この記載から分かるように、これまでの発売日はあくまで仮のものだったのですが、今回承認を受けたことで10月26日が正式な発売日となりました。

iPhone XRは売れる？

iPhone XRは液晶ディスプレイを採用し、3D Touchを省略し、リアカメラのレンズを1つにすることで製造コストを抑えています。その結果、最も安いモデルで84,800円（税抜き）とiPhone XSよりも2.8万円、iPhone XS Maxよりも4万円も安い機種となっています。さらにカラーバリエーションが用意され、多くの人が購入しやすい機種になると予想されています。
 

 
しかし関西空港閉鎖による部品供給量の低下などが影響し、iPhone XRの供給量が少なくなるとの予想もあります。もし供給量が少なく、多くの人が購入したいと考えているなら、当面の間、品薄になることも想定できます。iPhone XSやiPhone XS Maxがそれほど品薄とはならなかっただけに油断している人も多いかもしれませんが、発売日入手を目指すなら予約を入れて購入したほうがいいでしょう。
 
 
Source:AppleInsider
(KAZ)