ベイエリアで続くApple Storeでの窃盗事件、今月だけですでに9件


 
米カリフォルニア州サンフランシスコ・ベイエリアで、Apple Storeで展示されているApple製品を狙った窃盗事件が多発しており、今月だけで被害額は280,000ドル(約3,154万円)に上っていることが明らかになりました。

一部ストアでは警察官が配置されるケースも

8月終わりから9月の終わりまでにベイエリアの6つのApple Storeで9件の窃盗事件が発生しているとの報道です。
 
先週日曜には、Apple Santa Rosa Plazaが1カ月の間に2度目の窃盗被害に遭っています。先日同店舗ではジーンズにパーカー姿の男たちによる集団窃盗が行われたばかりです。
 
カリフォルニア州エメリービルのApple Bay Streetでは、1カ月で4度の窃盗事件が起こったと報じられています。
 
Apple Rosevilleでは、武装した警察官がストア内に立つようになったとジャーナリストが伝えています。
 

窃盗集団が車で逃げるのが常套手段

カリフォルニア州のベイエリア以外でもApple Storeでの窃盗事件が相次いでいます。
 
今年始めには、フードを被った5人の男たちが29,000ドル(約327万円)相当のiPhoneとiPadをコスタメサのApple South Coast Plazaから盗み、同じ月に窃盗集団がフレズノのApple Fashion Fairから27,000ドル(約304万円)相当のApple製品を盗みました。
 
フードを被った集団がストアに押し入り、展示テーブルに置かれているデバイスを取って逃走用の車両で逃げるというのが常套手段となっているようです。
 
コンピュータ・フォレンジックの専門家によれば、展示用のAppleデバイスをアクティベートするのは非常に難しいとのことですが、セルラー機能なしでデバイスを使用し続けることは可能といわれています。
 
 
Source:Fox News
(lexi)

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