Apple Watch S4の需要大で第2のサプライヤーも11月より量産開始

    Apple Watch Series 4

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    9月21日に発売されたApple Watch Series 4の需要が、組み立てを請け負う台湾Quanta Computerの生産能力の限界を超えつつあるため、第2のサプライヤーであるCompal Electronicsが、11月より量産体制に入ると報じられています。

    Compalが11月から量産開始

    台湾のサプライヤー情報に詳しいDigiTimesによると、中国江蘇省常熟市(Changshu)のQuantaの工場は現在フル稼働状態であるとのことです。
     
    CompalがApple Watch Series 4の量産を11月から開始するという情報は、Appleのサプライヤーについて独自の情報源を持つ著名アナリスト、ミンチー・クオ氏も、つい先日公開したばかりです。

    2018年の出荷本数は1,850万〜1,950万本

    DigiTimesは市場ウォッチャーからの情報として、Appleは2018年第2四半期(4−6月)に、世界全体で約420万本のApple Watchを販売しており、2018年通年では1,800万〜1,950万本を売り上げる見通しと報じています。
     
    なおクオ氏は2018年におけるApple Watchの出荷本数予測を、当初の1,800万本から1,850万〜1,950万本へと上方修正したばかりです。
     
    Apple Watchは現在世界でもっとも売れているスマートウォッチであるばかりか、その出荷本数はスイスの腕時計業界全体の出荷本数をも上回っています。DigiTimesはスマートウォッチ市場(出荷本数)におけるApple Watchのシェアは35%と見積もっています。

     
     
    Source:DigiTimes via MacRumors
    (lunatic)

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    この記事を書いた人

    元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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