iPhone XRは新型iPhone売上の半分以上を占める?調査会社予測

Appleのスペシャルイベントでは、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XRの3モデルのiPhoneが発表されましたが、調査会社はこれら新型iPhoneの年内出荷台数のうち、半数以上をiPhone XRが占めるだろうと予測しています。
8,500万台の半数以上はiPhone XR
調査会社Digitimes Researchは、2018年下半期におけるiPhone XS/XS Max/XRの出荷台数は、8,500万台を超えるとの予想を明らかにしました。
また3モデルの中で唯一液晶を搭載したiPhone XRは、発売日が10月26日とiPhone XS/XS Max/よりも1カ月以上遅れるにも関わらず、この8,500万台の50%以上を占めるだろうとも述べています。
Digitimesのこの予想は、サプライチェーンから入手した情報、Appleの年間売上、前年のiPhoneの平均販売価格(ASP)をもとにしたものとのことです。
なおiPhone XRの売上が、下半期に出荷される新型iPhone全体の5割を占めるという予想は、かなり以前から名物アナリスト、ミンチー・クオ氏も発表しています。
出荷台数微増での売上金額は10%増に
今回発表された新型iPhone以外のすべてのiPhoneを含めた2018年下半期の出荷台数は1億2,700万台となる見通しで、前年同期と比べると微増にとどまるとDigitimesは述べています。
一方2018年下半期におけるiPhoneの金額ベースの売上は約1,000億ドルとなり、2017年下半期から10%増となる見込みです。つまり出荷台数は微増でも、平均販売価格の上昇により、金額ベースの売上は二桁増となるということでしょう。
Source:Digitimes
(lunatic)