「iPhone Xs Max」と「iPhone9」用ケース、早くも目撃される

新型iPhoneのうち、大画面モデル「iPhone Xs Max」と、廉価モデル「iPhone9」用のケースが、アメリカの大手小売チェーン、Walmartで発見されて写真が公開されています。
未発表の「iPhone Xs Max」「iPhone9」用ケース!
写真が公開されたのは、「iPhone Xs Max」と呼ばれる6.5インチ有機EL(OLED)ディスプレイモデル用と、6.1インチ液晶モデル「iPhone9」用のケースで、いずれも、人気ブランド「Speck」の製品です。
これらの新型iPhone用ケースは、海外掲示板サイトRedditユーザーのMeechflow95氏が、アメリカの大手小売チェーンWalmartで発見し、iPhone Xと比較した写真を撮影して公開しています。
サイズの大きさが際立つ「iPhone Xs Max」用ケース
iPhone Xと「iPhone9」用ケースを並べた写真がこちらです。シングルカメラを搭載する「iPhone9」用ケースのカメラ穴が縦に長いのは、カメラの下にLEDフラッシュが配置されるためとみられます。
5.8インチのiPhone Xと、6.5インチの「iPhone Xs Max」用ケースを並べると、「iPhone Xs Max」のサイズがかなり大きいことが分かります。
5.5インチのiPhone8 Plusと「iPhone Xs Max」用ケースを並べると、外寸はほぼ同等であることが分かります。
リスクを抱えて製造に踏み切るケースメーカー
iPhone用ケースメーカーは、新型iPhone発売と同時にケースを投入できるよう、Appleの正式発表前にケースの製造を開始することがよくあります。
ケースメーカーは、サプライヤーから流出した図面などを頼りに金型を用意し、未発売のiPhone用にケース製造を開始するため、入手した情報に間違いがあると製品が無駄になるリスクを抱えることになります。
2016年には、日本でも人気の高いSpigenが、Appleの発表よりも前に、iPhone7/7 Plus用ケースの販売を開始して話題となりました。
なお、今年春には「iPhone SE 2」用とされるケースの画像が出回って話題となりましたが、「iPhone SE 2」は2018年中には発売されないとも言われています。
12日に発表の新型iPhone、価格はどうなる?
現地時間9月12日のイベントでは、「iPhone Xs」「iPhone Xs Max」「iPhone9」の3モデルが発表されると見込まれています。
このうち、比較的低価格の「iPhone9」は、シリーズの半分以上を売り上げると予測されていますが、技術上の理由により発売が遅れると著名アナリストのミンチー・クオ氏が予測しています。
ドイツの情報サイトに掲載された価格情報から、「iPhone9」は78,800円、最上位モデル「iPhone Xs Max」は112,800円になる可能性があります。
しかし、Bank of Americaのアナリストは、それよりも1〜2万円程度高い価格になると予測しています。
Source:Reddit via PhoneArena
(hato)