Apple Storeで200万円分の商品を奪った強盗に客がタックル

アメリカ合衆国カリフォルニア州のサウザンドオークス(ロサンゼルス郊外)にあるApple Storeで、MacBookなど200万円分の製品を奪った強盗犯に、居合わせた客がタックルし、犯人逮捕に貢献したという事案が発生しました。
突然の犯罪発生からの逮捕劇
2018年8月21日のABC7の報道によると、Apple Storeを訪れた男の3人組が集団で店内の製品を強盗するという事件が発生しました。奪われた製品は200万円相当で、強盗犯らは独自の密売ルートを通して販売しようともくろんでいたようです。
動画にはフードをかぶった黒っぽい服装の男たちが次々とMacBookを盗む様子が映されています。
店内には、なすすべもなく立ち尽くす人や、反対に動転して慌てふためく人たちの姿が見られます。ところが強盗犯らが店を出ようとしたその時、勇敢な客がタックルし、犯人らを地面になぎ倒しました。
その後、警察が到着し、強盗犯らは逮捕されました。犯人らはほかの店でも強盗を行ったようで、彼らの車からは複数のiPhoneが見つかったということです。
多発するApple Storeでの強盗事件
2017年の6月にはカリフォルニア州バレンシアで強盗事件が起こりました。似たような事件は最近各地で起こっており、いずれも3人から4人の集団で、計画的です。
iPhone Xなど高額なモデルは高く転売でき、小さく持ち運びやすいため、強盗犯のターゲットになりやすいのでしょう。