9月12日の新iPhone発表に向けて各サプライヤーに動き?Appleは強気姿勢

2018 iPhone AppleiDesigner

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Appleが発表するとされる次世代iPhoneについて、本年度のモデルは9月12日に発表されるのではないか、とする観測が浮上しています。これを裏付けるかのように、各サプライヤーも本腰を入れて生産に取り組んでいるようです。

9月12日の発表に向けて動き

独メディアが先日、「現地キャリアが9月14日に予約受け付けを開始する」として、次世代iPhoneを含むAppleの新製品が9月12日のイベントで発表され、iPhoneの発売は同月21日になると報じたのを皮切りとして、一挙に「12日発表説」が濃厚となっています。
 
こうした予測を裏付けるかのように、サプライヤー事情に詳しい経済日報も、iPhone組み立て生産を行うFoxconn(鴻海)が5.8インチと6.5インチの有機EL(OLED)モデルについて本格的な量産体制に入っており、早ければ8月末から9月初旬に海外へ向けた発送が開始されるのではないか、と報じています(8月最終週との報道もあり)。
 
また、発売が11月にずれ込むという噂も出ている6.5インチ液晶ディスプレイ(LCD)モデルについては、Foxconnを含む組み立てサプライヤーのうち、Pegatronのみが9月から量産体制に入るとされています。したがって、仮に同時発売となっても、LCDモデルについては品薄となる可能性は低くないでしょう。

Appleは引き続き強気の目標設定

なお、レンズを生産するLargan(大立光)、筐体のCatcher(可成)、タッチパネルのGIS(業成)といった台湾サプライヤーは、すでにAppleによる認証をパスしており、組み立てサプライヤーに向けた部品の出荷が始まっているようです。
 
また、サプライチェーン関係者の話から、Appleは初期生産台数を昨年のiPhone X時よりも2%ほど多い、8,500万~9,000万台に設定していることも分かっており、引き続き同社がスマートフォン市場において強気の姿勢を維持している様子もうかがえます。
 
 
Source:経済日報
Photo:Twitter-AppleiDesigner
(kihachi)

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この記事を書いた人

丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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