Apple、iCloudのアップデートを計画か〜求人情報から明らかに

Appleの求人情報から、iCloudがアップデートされる可能性が指摘されています。
重要な変更の責任を担うポジションか
7月10日付けでApple公式Webサイトに投稿された求人情報には、「Senior Product Designer(シニア・プロダクトデザイナー)」というタイトルがつけられています。米最大級の掲示板サイトRedditのユーザーが発見しました。
求人情報によれば、Appleは「新製品の開発チームで、iCloudとApple IDのユーザーエクスペリエンスを向上させる」ための人材を求めているとのことです。
応募者は「Sketch、Keynote、Photoshopやその他のデザインツール」に精通しており、5年間のユーザーインターフェースデザインの経験と、iOSとmacOSについての深い知識を有する必要がある、と記されています。
また「Appleのプライバシーとセキュリティに対する取り組みを支持する顧客のため、複雑な技術要件をシンプルで容易なエクスペリンスへと落とし込むことを専門として行う」と記載されています。
また応募者には「デザインの方向性とその意味付けをエグゼクティブスポンサーに対して説明するための模範的なプレゼンテーション技術が求められる」ともあり、シニア・プロダクトデザイナーは最上位の重要な変更の責任を担うことが予測されます。
高まるサービス事業の重要性
Appleのオンラインサービスは重要な収入源となっており、2018年第3四半期(4-6月)に前年同期比で31%の成長を記録しており、売上高は95.5億ドル(約1兆円)に達しています。
Apple製品を購入したときからiCloudを使用し始めるユーザーは多いですが、Amazon、Google、Microsoftなどのライバル社のサービスに流れる場合もあるため、AppleはiCloudとiCloudドライブをより魅力的なサービスにすることで、ユーザーをiCloudに引き止めようとするねらいがあるのではないかと推測されます。
Source:Apple via AppleInsider
(lexi)