FacebookとInstagram、利用時間を管理する新機能導入
Facebookは現地時間1日、同社のSNS「Facebook 」と「Instagram」に、アプリ利用時間を管理できる3つの機能を導入すると発表しました。近年問題になっている、SNS中毒に対処するための施策と見られます。
過去1週間の利用時間を表示、設定した時間を超過するとリマインドが届く
今回Facebookが発表した機能は、「アクティビティダッシュボード」、「デイリーリマインダー」、「プッシュ通知のミュート設定」の3つです。
「アクティビティダッシュボード」は、過去1週間のアプリ利用時間がグラフで表示され、1日あたりの平均利用時間を知ることができる機能です。Instagramでは「アクティビティ」、Facebookでは「Facebookの利用時間」という項目で確認できます。
「デイリーリマインダー」は、事前に設定した利用時間を超過すると、リマインダーが送信される機能です。この機能は、「アクティビティダッシュボード」内の「デイリーリマインダー」から設定できます。
「プッシュ通知のミュート設定」は、一定期間、プッシュ通知をミュートする機能です。15分〜8時間といった間隔で時間を設定でき、この間はプッシュ通知は届きませんが、アプリを開くと新しい通知が表示されます。
スマホ中毒の対応に迫られる大手IT企業
近年は若者のスマホ中毒・SNS中毒が問題視されており、大手IT企業は対応に迫られています。
Appleは今年9月にリリース予定のiOS12において、アプリの使用時間を管理する機能「Screen Time」の導入を発表しており、Googleも次期OSのAndroid Pにアプリ利用の制御機能を搭載することを明らかにしています。
YouTubeでは今年5月に、動画を見ている際に休憩を促すリマインダー機能が追加されました。
Source:Facebook via ITmedia
Photo:pixabay
(kotobaya)