au、「2年縛り」「4年縛り」の見直しを発表!「4年縛り」は再加入条件を撤廃

KDDI(au)は、「2年縛り」「4年縛り」と呼ばれる、長期契約することで最新型iPhoneなどの端末代金を割り引く販売方法について、条件を見直すと発表しました。
「2年縛り」は契約解除料不要期間を延長
2年間の長期契約を結ぶことを条件に、スマートフォンの端末代金を毎月割引する「2年縛り」や、4年間の分割払い契約を結ぶと2年後の機種変更時の端末代金残額を免除する「4年縛り」の条件を緩和することを、KDDIの高橋誠社長が8月1日の決算発表会で明らかにしました。
「2年縛り」は、契約解除料(9,500円)なしで解約できる更新月が、現在の2カ月から3カ月に延長されます。
「4年縛り」はプログラム再加入の条件を撤廃
「アップグレードプログラムEX」として実施されている「4年縛り」は、2年経過後の残額免除条件となっている「同プログラムへの再加入」が撤廃されます。
ケータイWatchによると、1年ごとに実質半額で新型iPhoneに機種交換が可能になる「アップグレードプログラムEX(a)」や、過去の契約についても、再加入の条件撤廃を検討中とのことです。
なお、これらの見直しが実施される時期は、システムの改修が必要となるため未定です。
独占禁止法違反のおそれを指摘された「2年縛り」「4年縛り」
公正取引委員会は、6月末に公開した報告書で「2年縛り」や「4年縛り」について、過度の囲い込みでユーザーの選択の自由を奪っており、独占禁止法に抵触するおそれがある、と指摘していました。
この指摘を受けて、KDDIが「4年縛り」を見直す方針であることを先日、読売新聞や日本経済新聞などが報じていました。
KDDIと同様に「4年縛り」を実施しているソフトバンクも、見直しを検討すると報じられています。
Source:ケータイWatch
(hato)