2020年、モバイル決済利用者は世界に4.5億人、半数はApple Payに

    Apple Pay

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    スマートフォンなどで支払いができるモバイル決済の利用者のうち、2020年にはApple Payユーザーが半数を占めるだろう、との予測をイギリスの調査会社Juniper Researchが発表しました。

    世界のモバイル決済、2020年には半数がApple Payユーザーに

    AppleやGoogle、SamsungのほかHuaweiやFitbitなどが参入している、モバイル機器による決済のユーザー数は、2020年までに世界で4億5,000万人に達し、その半分はApple Payのユーザーになるだろう、とJuniper Researchは予測しています。
     
    また、モバイル決済による支払額は、2020年までに3,000億ドル(約33兆円)規模にまで拡大し、店頭での非接触決済の15%を占めるまでに成長すると見込まれています。

    非接触型決済、2020年には世界で220兆円規模に

    Juniper Researchは、ICチップ内蔵カードなどによる非接触型決済による取引額は、2020年には世界で2兆ドル(約220兆円)の規模になり、小売市場における取引額の15%に達する、との見通しを発表しています。
     
    なお、急成長を続ける非接触型決済による取引額は、2018年には1兆ドルに達しており、これはJuniper Researchによる予測よりも1年早い大台突破となりました。

    国内スマホ決済利用者の4割強はApple Pay

    Apple Payは、日本国内では2016年10月に利用可能となっています。
     
    ジャストシステムが2018年6月に実施した調査によると、スマートフォン決済の利用者数は10代や20代の若年層を中心に拡大しています。
     
    また、スマートフォンによる決済利用者の44.7%と4割強がApple Payを利用しており、楽天ペイやLINE Payの利用者数を大きく上回っています。
     
     
    Source:Juniper Research via MacRumors
    Photo:Apple
    (hato)

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