次期iPhone、公式USB-Cアダプタ以外では高速充電できない可能性
今秋発売されるiPhoneは、規格認証を取得した正規の充電アダプタを使わないと、高速充電ができない可能性があるようです。
正規品以外では高速充電は不可?
9月発表見込みの次期iPhoneには、高速充電が可能な18WのUSB Type-C(USB-C)電源アダプタが同梱されるという情報が以前から浮上していますが、この同梱アダプタを含む正規品、つまりUSB Power Delivery Revision 3.0(USB PD 3.0)規格認証を取得したUSB-C充電器以外では、高速充電ができないかも知れません。複数のサプライヤーから得た情報として、MACお宝鑑定団Blogが伝えています。
次期iPhoneはC-AUTH対応か
USB PD 3.0規格では、技術仕様を満たさない製品を見分け、安全性を確保するため、電源供給やデータ転送を行う前に機器間で相互に認証を行い、リスクがある場合には機能制限が可能な「USB Type-C Authentication(C-AUTH)」が追加されています。
関係者によれば、次期iPhoneはC-AUTH対応となり、非認証のUSB-C電源アダプタを接続すると、2.5W(5V/0.5W)を超える電力を供給しない機能制限が行われるとのことです。つまり非正規品では18W(9V/2A)の高速充電はできないということです。
すでに試作品の画像も流出
今秋発売見込みの次期iPhoneには、出力18WのUSB-C電源アダプタとUSB-C-Lightningケーブルが同梱されるといわれており、その試作品のものとされる画像もネット上に流出しています。
また最近では、18WUSB-C電源アダプタは、同梱分の製造だけで工場がフル稼働状態であり、別売り分まで供給が追いつかないとも報じられています。
Source:MACお宝鑑定団Blog
(lunatic)