Microsoft、無料ホワイトボードアプリ「Whiteboard」を正式リリース
Microsoftは現地時間12日、Windows10向けのオンラインホワイトボードアプリ「Whiteboard」を正式リリースしたと発表しました。iOS版とWeb版についても、近日プレビュー公開される予定です。
プレビュー版から機能がさらに改善
「Whiteboard」は、昨年5月にMicrosoftが発表した手書きコラボレーションツールです。同年12月にはプレビュー版がMicrosoft Storeで公開され、リリース以来20万人以上のユーザーからフィードバックがあったといいます。
今回発表された正式版の「Whiteboard」では、オンラインのホワイトボード上に手書きやペンで文字や図形などを描けるほか、画像やスマホのカメラで撮影した写真を貼り付けることもできるようになりました。
またプレビュー版にはなかった、手書きで描いた表や図形が自動的に清書される機能も追加されています。作成したホワイトボードは、都度保存をする必要はなく、クラウド上に自動で上書きされていく仕組みです。
複数人でのリアルタイム編集が可能
「Whiteboard」には、他ユーザーとリアルタイムで作業内容を共有できるという特徴もあります。以下の動画では、学校の先生が黒板代わりにデジタルホワイトボードを使い、生徒が持つタブレットと作業内容を共有しています。
ただし、現時点で共有機能を利用するには、「Office 365」の同じアカウントに属するユーザー同士でなければいけないため、法人や教育機関などの組織内で使うことが想定されています。
「Whiteboard」は、現在Windows 10アプリのみ提供されていますが、近日、iOSアプリやWeb版もリリース予定です。
Source:Microsoft via ITmedia NEWS
(kotobaya)